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「SESSA中小企業医療機器開発ネットワーク」は、SESSA参加各社の技術を用いて、
新たに外径φ0.9mmの試作超音波生検針(※)を開発しました。

※超音波生検針とは、超音波内視鏡と組み合わせて、
膵臓などのアクセスが難しい臓器にある病変の診断用検体を採取するための針です。

<試作EUS-FNB超音波生検針の特徴と狙い>
【ピンポイントでの組織診用検体の採取】
・一対のスライド刃を備えた側孔により、確実に病変を捉えることができます。

【簡単操作】
・一般的な超音波生検針で行われているアジテーション操作やスタイレットの挿抜操作、
吸引操作は必要ありません。

【内視鏡への高い挿抜性】
・挿抜性向上に有利な柔軟性の高いシース構造を備えています。

【穿刺時の直進性】
・対称性の高い針先設計により、穿刺時の直進性を得ることができます。

今後、医療機器メーカーと組んで製品化に向けた開発を進めていきたいと考えています。

この試作品は、11月13日(月)~11月16日(木)にドイツのデュッセルドルフで
開催される世界最大の医療機器製造展「COMPAMED 2017」のSESSAブース(8b-D03)で
展示する予定です。

またこれらの試作や「COMPAMED 2017」への出展は、
経済産業省の補助金「JAPANブランド育成支援事業」
(補助申請者:長野県中小企業団体中央会)を利用しています。

※医薬品医療機器等法未承認の為、販売・授与できません。

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