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諏訪市長 金子 ゆかり​様と諏訪市様とに取り持って頂き、
独Richard Wolf社と、諏訪市と岡谷市とを中心とする中小ものづくり企業連携グループ
「SESSA中小企業医療機器開発ネットワーク」(以下、SESSA)は、
「医療機器の開発製造に関する協定」を取り交わしました。

諏訪市長 金子ゆかり様には、海外医療機器メーカーへのトップセールスをして頂き、
また海外医療機器メーカーを諏訪市へ招待して頂くなどして、関係性を深めて参りました。

またSESSAでは、長野県中小企業団体中央会を事務局として、
経済産業省様の「JAPANブランド育成支援補助金」に採択して頂き、
世界最大の医療機器製造展「COMPAMED」への出展を通して、
海外への売り込みを行って参りました。

これらの活動の具体的な成果のひとつとして、
今回の協定を結ぶことができました。

今後、独Richard Wolf社と、諏訪市と岡谷市とを中心とする中小ものづくり企業とで、
医療機器の開発製造について協力していく予定です。

「SESSA中小企業医療機器開発ネットワーク」は、SESSA参加各社の技術を用いて、
新たに外径φ0.9mmの試作超音波生検針(※)を開発しました。

※超音波生検針とは、超音波内視鏡と組み合わせて、
膵臓などのアクセスが難しい臓器にある病変の診断用検体を採取するための針です。

<試作EUS-FNB超音波生検針の特徴と狙い>
【ピンポイントでの組織診用検体の採取】
・一対のスライド刃を備えた側孔により、確実に病変を捉えることができます。

【簡単操作】
・一般的な超音波生検針で行われているアジテーション操作やスタイレットの挿抜操作、
吸引操作は必要ありません。

【内視鏡への高い挿抜性】
・挿抜性向上に有利な柔軟性の高いシース構造を備えています。

【穿刺時の直進性】
・対称性の高い針先設計により、穿刺時の直進性を得ることができます。

今後、医療機器メーカーと組んで製品化に向けた開発を進めていきたいと考えています。

この試作品は、11月13日(月)~11月16日(木)にドイツのデュッセルドルフで
開催される世界最大の医療機器製造展「COMPAMED 2017」のSESSAブース(8b-D03)で
展示する予定です。

またこれらの試作や「COMPAMED 2017」への出展は、
経済産業省の補助金「JAPANブランド育成支援事業」
(補助申請者:長野県中小企業団体中央会)を利用しています。

※医薬品医療機器等法未承認の為、販売・授与できません。

SESSA会員の(株)共進と、(株)ナノ・グレインズは、
長野県 平成29年度「現場課題解決型医療・福祉機器開発支援事業」に採択されました。

http://www.pref.nagano.lg.jp/mono/sangyo/shokogyo/joseikin/genbakadai.html

SESSAは、
平成29年度予算ふるさと名物応援事業補助金(JAPANブランド育成支援事業)
ブランド確立支援事業(3年目)に、採択されました。
(補助申請者:長野県中小企業団体中央会)


なおこの補助金を利用して、
世界最大の医療機器製造展「COMPAMED 2017」への出展と、
展示用内視鏡処置具の試作を行う予定です。

お知らせ

2016.11.09

長野日報に掲載されました。

今回のCOMPAMED出展について、長野日報様に紹介されました。

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